僕、粉やの コニャン勘助 です


by majesta0024
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画家 邦二 続き

伯父、小林邦二の記事がまた、信濃毎日新聞にカラーで大きく取り上げられました。
信州の画家ということでしたので1回づつ一人取り上げられるのかと思っていました。
大きな紙面2回もいただき取り上げていただいたことは、それだけの大きなドラマがあったということ。
当時の皆さん・我々の父、祖父の年代の皆さんということですが、それぞれ進みたい希望がある中で、従軍しなければならなかったのですね。
人それぞれ大変なドラマがあったことでしょう。
記事の中にもありますが、
伯父は故郷、今は東御市の姫子沢の絵を持って歩いたそうです。
ふたたび故郷に帰れるのかわからないですから。
また、伯父の戦争体験の話の中に、敵でも人に向けて鉄砲は撃てなかったな、上に向けて撃ったりしてなーー・・・・
戦争にかっこいい話なんてないでしょうね。
スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』でもトム・ハンクス演じるあの百戦練磨のミラー中佐?でも自然に手が震えていました。
確か、片手で抑えて止めようとしてもだめだ!!、 そんな場面が印象に残っています。
また絵描きを志した伯父ですから、その頃からデッサンがしっかりしていたのでしょう、似顔絵が上手かったので、上官に可愛がられて得をしたなど・・・・
今でこそ、笑いながら話せますが、大変なことですよね、戦争は!
画家 邦二 続き_a0039307_0465519.jpg

ちょうど今、水木しげるのラバウル戦記、総員玉砕せよ! など読んでいるところでした。
戦争で片腕を失った水木しげるさんの、マンガに出てくる兵隊さんは冷や汗と、汗と、泥にまみれています。
水木さんは死線をさまよったんですね。
そこで死神と上手くお友達になったのでしょう。
あの『河童の三平』などに出てくる死神は愛嬌がありますから。
ともあれ、戦争は怖いですね。
by MAJESTA0024 | 2007-08-22 00:55 | 美術